2009年 08月 29日
日本航空 DC-8-61(オーバーホール改修版) |
いわゆるEALTYPEと呼ばれる61型で、INS、ドップラーナビゲーション等が装備さ
れていない短距離路線用の機材。
日本航空における定期路線運行完全引退に先駆けること4年前、1983年に国内線
最後の飛行を行ったのが本機であるのはご存知のとおり。また、同社において最多
のフライト回数を記録した機体でもあります。(41,443回)
各部造形の調整を行ったあとに、あらためて塗装のやり直しをしています。
また今回は特に、エイト特有の無骨さを引き出す為にリベッティングを実施。
思えば実機も、至るところに鋲が目立つ人間臭い飛行機でありますからね。
作業効果は想像以上ですので、「エイトらしさ」を追求するには極めて有効な
手段であると言えそうです。
(チョイト見難いですがリベット箇所は、主翼前縁・舵面、エンジン等々・・)
彫りの深い舵面。現用機よりも明らかに強い主張を感じますね。
造形にやや強引さを感じつつも、美しさを放つ不思議な魅力の部位であります。
これにて61型は完成。リベツト効果が病みつきになりそうなので近い内にもう一機
エイトを手掛けるかもしれません・・・。
<この項おわり>
by cv880jet
| 2009-08-29 21:56
| 過去の作品
|
Comments(8)
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とし
at 2009-08-29 23:58
x
良い仕上がりになっていますね。
改めてDC-8-61を見ると、月並ですが
「長い」という感想が真っ先に出てきます。
これがワイドボディ機になるとストレッチモデル
でも「長い」じゃなくて「でかい」という印象
になるのですが。
無骨さと優美さを兼ね備えている所がエイトの
魅力の神髄かも知れません。やっぱりジェット
第一世代は各機共に主張が強烈です。
改めてDC-8-61を見ると、月並ですが
「長い」という感想が真っ先に出てきます。
これがワイドボディ機になるとストレッチモデル
でも「長い」じゃなくて「でかい」という印象
になるのですが。
無骨さと優美さを兼ね備えている所がエイトの
魅力の神髄かも知れません。やっぱりジェット
第一世代は各機共に主張が強烈です。
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あひる
at 2009-08-30 02:54
x
リニューアル終了おめでとうございます(^^)
ついに「エンピツ8」完了ですね!
やはり貴婦人・「ジュラルミンのビーナス」といわれてるDC-8ですね。
cv880jetさんのエッセンスが更に入り綺麗ですね(^^)
そういえば最近何かで読んだのですがJALがダクラス機に
こだわっていたのは戦時中にボーイングB29に日本が
攻撃されていて、ボーイングが日本人がいやな
イメージばかりだったのでDC-10の頃までは
ダグラスを積極的に採用したそうです。
(747導入でやっとイメージが変わったそうです)
だからJALはこの機が好きだったのかもしれませんね。
いずれにしても綺麗にな機体(綺麗な模型)ですね(^^)
ついに「エンピツ8」完了ですね!
やはり貴婦人・「ジュラルミンのビーナス」といわれてるDC-8ですね。
cv880jetさんのエッセンスが更に入り綺麗ですね(^^)
そういえば最近何かで読んだのですがJALがダクラス機に
こだわっていたのは戦時中にボーイングB29に日本が
攻撃されていて、ボーイングが日本人がいやな
イメージばかりだったのでDC-10の頃までは
ダグラスを積極的に採用したそうです。
(747導入でやっとイメージが変わったそうです)
だからJALはこの機が好きだったのかもしれませんね。
いずれにしても綺麗にな機体(綺麗な模型)ですね(^^)
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qchan1531 at 2009-08-30 11:01
流麗でございます!
お写真は1枚目がいいです。
スマートな感じがきれいに表現されていますね。
子供の頃、羽田にいっていればなあ。
って今と違い、クルマもなかったし、でもバス路線は細々と
通っていたんですよ。あの田園調布から。
お写真は1枚目がいいです。
スマートな感じがきれいに表現されていますね。
子供の頃、羽田にいっていればなあ。
って今と違い、クルマもなかったし、でもバス路線は細々と
通っていたんですよ。あの田園調布から。
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cv880jet at 2009-08-30 21:16
としさん、こんばんは。
おっしゃる通り、第一世代の各機は個性派揃いですから、-61も
よくぞここまで延長したなあと・・・(笑)胴体は確かに長いですね。
けれどもこの機種を見ると、機体の発展はこれが限界で
後に続くエアバス級の出現はある意味必至なのかもしれないと感じてしまいます。
仮に大量輸送時代が訪れなければ、航空界はどんな機種が進空していたのだろうと思うと、ワクワクしますね(^^)
おっしゃる通り、第一世代の各機は個性派揃いですから、-61も
よくぞここまで延長したなあと・・・(笑)胴体は確かに長いですね。
けれどもこの機種を見ると、機体の発展はこれが限界で
後に続くエアバス級の出現はある意味必至なのかもしれないと感じてしまいます。
仮に大量輸送時代が訪れなければ、航空界はどんな機種が進空していたのだろうと思うと、ワクワクしますね(^^)
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cv880jet at 2009-08-30 21:41
あひるさん、ありがとうございます。
DC-8に鶴丸は実にお似合いな組み合わせだと思います。
丸さを帯びた造型も何処となく日本らしさを感じますね。
707はやはりパンナムのイメージが先行するので、ファン心理としても
エイトの選択は嬉しい限りです。
決定まではいろいろあったようですが、当時の航空情報誌なども
エイト導入前夜のいきさつを伝えて興味深いですね。
707チャーターの話もあったりで、仮に実現していれば
当時の方々の感情としては、どのようになったことでしょうか。。
DC-8に鶴丸は実にお似合いな組み合わせだと思います。
丸さを帯びた造型も何処となく日本らしさを感じますね。
707はやはりパンナムのイメージが先行するので、ファン心理としても
エイトの選択は嬉しい限りです。
決定まではいろいろあったようですが、当時の航空情報誌なども
エイト導入前夜のいきさつを伝えて興味深いですね。
707チャーターの話もあったりで、仮に実現していれば
当時の方々の感情としては、どのようになったことでしょうか。。
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cv880jet at 2009-08-30 22:21
qchanさん、ありがとうございます。
僕も残念ながら目覚めたのが遅く、エイトとは深い付き合いに
ならなかった後悔組です(笑)
魅せられたのが運行終盤からですので、このままではなんとも
消化不良気味、今でも憧れの存在であります。
それにしても、この塗装のエイトをみていると例えば音楽が時代と
シンクロしてるようにひと昔前の情景がありありと浮かんできます。
(S50年代のイメージそのものなんですね。)
模型を通じて、当時の空港や利便性、そして私達自身を振り返って
しみじみ時間の流れを感じています(苦笑)
僕も残念ながら目覚めたのが遅く、エイトとは深い付き合いに
ならなかった後悔組です(笑)
魅せられたのが運行終盤からですので、このままではなんとも
消化不良気味、今でも憧れの存在であります。
それにしても、この塗装のエイトをみていると例えば音楽が時代と
シンクロしてるようにひと昔前の情景がありありと浮かんできます。
(S50年代のイメージそのものなんですね。)
模型を通じて、当時の空港や利便性、そして私達自身を振り返って
しみじみ時間の流れを感じています(苦笑)
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qchan1531 at 2009-09-05 00:15
あと20年したら、飛行機のデザインはどうなるんでしょうか。
子供の頃学研の図鑑で未来の。。。。ってのがありましたが、
クルマあたりは、いまのデザインに近かったような。
旅客機は、このあたりのひと時代前くらいのほうが、
細身だから流麗さが際立ちますね。
やっぱり主翼のデザインが決め手なんだろうなあ。
先日成田の近くでランディング前の旋回している
飛行機を見たのですが、かっこう良かった。
もし、エイトやセブンツー,707だったら。。なんて。
そうそう、成田の滑走路。
来年あたりから、着陸用と離陸用にわけるんだそうですね。
子供の頃学研の図鑑で未来の。。。。ってのがありましたが、
クルマあたりは、いまのデザインに近かったような。
旅客機は、このあたりのひと時代前くらいのほうが、
細身だから流麗さが際立ちますね。
やっぱり主翼のデザインが決め手なんだろうなあ。
先日成田の近くでランディング前の旋回している
飛行機を見たのですが、かっこう良かった。
もし、エイトやセブンツー,707だったら。。なんて。
そうそう、成田の滑走路。
来年あたりから、着陸用と離陸用にわけるんだそうですね。
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cv880jet at 2009-09-05 13:25
qchanさん、こんにちは。
そうですね、あの頃の図鑑には必ず未来予想図がありましたね。
懐かしいです。惜しくも超音速時代ではないですがコンコルドの存在は
まことに金字塔の感があります。
これから飛行機はどうなるのでしょうね。A380の胴体はあまり好きになれませんが主翼は美しいなあと感じます。どんな飛行機が現れようが主翼はついつい気になる部位ですね。
羽田新滑走路の新設で盛り上がってるようですが、成田も一段と
良くなりそうですね。時代は重なるようにして変化してるのだなあと常々思います。
そうですね、あの頃の図鑑には必ず未来予想図がありましたね。
懐かしいです。惜しくも超音速時代ではないですがコンコルドの存在は
まことに金字塔の感があります。
これから飛行機はどうなるのでしょうね。A380の胴体はあまり好きになれませんが主翼は美しいなあと感じます。どんな飛行機が現れようが主翼はついつい気になる部位ですね。
羽田新滑走路の新設で盛り上がってるようですが、成田も一段と
良くなりそうですね。時代は重なるようにして変化してるのだなあと常々思います。