2013年 07月 09日
【スイスエアのCV990】 GEエンジンロゴ。 |
「Powered by ~」は、990の就航からしばらく経ったあとに描かれたマーキング。
何かと問題の多かったときから改良を重ね、ようやく落ち着いた頃といえましょうかね。
小さくても「ここまで来れば大丈夫」という自信が感じられる、どこか誇らしげなマーキング。
兄貴ぶんであるコンベア880も、ことエンジンに関しては
「FL」・「AFL」エンジンプログラムと呼ばれる改善案により
※「FL=Fleet Leader」 「AFL=Advanced Fleet Leader」/GEと航空会社が組んだ包括的改善プログラム
1969年頃にはずいぶん信頼性が確保できるものに進化したのだとか。
JALの運用がもう少し延びていれば、きっと同じように描かれていたのではと。
・・・ああ、退役は1970年。それにはちと時間が足りませんかね、まったく惜しいような。。。
(スイス交通博物館にて)
by cv880jet
| 2013-07-09 21:50
|
Comments(2)
Commented
by
とし
at 2013-07-10 21:56
x
ご無沙汰しております。
CV880を語る時にほぼ必ずといって良いほど出てくる「信頼性」の話、
製造側も決して手を拱いていた訳ではなく、不断の努力で信頼の
置ける物になっていたのですね。JALももう少し根気よく運用を
続けていれば…と言っても騒音やキャパシティ、経済性の問題など
要因は複数あるでしょうから難しい話でしょうか。
ところで、CV990はエンジンカウリングの平滑さも素晴らしいですね。
製造メーカー自らが原型機をホワイト一色塗装で仕上げの良さをアピール
したくなった理由も分かります(笑)。
CV880を語る時にほぼ必ずといって良いほど出てくる「信頼性」の話、
製造側も決して手を拱いていた訳ではなく、不断の努力で信頼の
置ける物になっていたのですね。JALももう少し根気よく運用を
続けていれば…と言っても騒音やキャパシティ、経済性の問題など
要因は複数あるでしょうから難しい話でしょうか。
ところで、CV990はエンジンカウリングの平滑さも素晴らしいですね。
製造メーカー自らが原型機をホワイト一色塗装で仕上げの良さをアピール
したくなった理由も分かります(笑)。
0
Commented
by
cv880jet at 2013-07-11 22:02
としさんこんばんは。コメントありがとうございます(嬉)
ちなみに1000時間あたりJALのエンジン取り卸率(S45)を数値でみてみると・・・
■CJ805(約0・25) ■JT3DおよびJT4A(約0・2)なのだそうです。
運用初期の805が軽く「1」を超えているので、関係者の努力は本当に凄いですね。
何と言っても、バスタブが大きく下がる途中での退役ですから、エンジンに関しては
「これからが美味しいところなのに」って回想も読んだ記憶があります。
表面仕上げ、僕のカメラでは美しさのすべてを表せなくて、言葉で例えるならば「鏡」です。
原型機を一色に塗るあたり、やっぱりメーカーもそこのところ意識してますよね(笑)
それにしてもこれほど綺麗な外板を、これまで見たことがないんですよ。
ちなみに1000時間あたりJALのエンジン取り卸率(S45)を数値でみてみると・・・
■CJ805(約0・25) ■JT3DおよびJT4A(約0・2)なのだそうです。
運用初期の805が軽く「1」を超えているので、関係者の努力は本当に凄いですね。
何と言っても、バスタブが大きく下がる途中での退役ですから、エンジンに関しては
「これからが美味しいところなのに」って回想も読んだ記憶があります。
表面仕上げ、僕のカメラでは美しさのすべてを表せなくて、言葉で例えるならば「鏡」です。
原型機を一色に塗るあたり、やっぱりメーカーもそこのところ意識してますよね(笑)
それにしてもこれほど綺麗な外板を、これまで見たことがないんですよ。